事故車という言葉はよく耳にしますが、どのような
車のことを言うのでしょうか。
今回は、
事故車の定義を見ていきましょう。
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事故車に設定されている定義
事故車には、明確な定義が設定されています。
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事故車の意味
事故車と聞くと、「事故を起こした
車」「事故に巻き込まれた
車の」と考える方が大多数でしょう。
けれど、
事故車には明確な定義があります。
この定義を定めているのが、自動
車公正取引協議会・日本自動
車査定協会・日本
中古車販売協会連合会の3つです。
これらが定めるところによると、
事故車とは「事故や災害によって骨格部位が損傷し、修復を施した履歴を持つ
車」を意味します。
「事故によってどこかを修理した
車」ではなく、
車の安全性を大きく左右する骨格部位を損傷し、修復した
車のことなのです。
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事故車の定義が設定されている理由
事故車の定義が明確に設定されているのは、
事故車になったからといって、すぐに
廃車にはならないからです。
修復を施して走行が可能になれば、
中古車市場で流通します。
その際、購入する人に「この
車はかつて骨格部位に損傷を受けたことがある」と知っておいてもらうことが、最大の目的です。
修復したとはいえ、不安を感じる人ならば、
事故車の購入は避けるでしょう。
一方で
事故車は安く出回りますので、「修理したのなら問題はない」として購入する人もいます。
どう判断するかはさておき、損傷と修復の経歴を持つ
車であることを知ってもらうために「
事故車」と呼んでいるわけです。
▼まとめ
「
事故車」とはどこかにぶつけて修理をしたという程度ではなく、骨格部位に損傷を受けた履歴を持つ
車です。
損傷は修復したとはいえ、ダメージを受けたことに変わりはありません。
弊社では買取に持ち込んでも、なかなか買い取ってもらえない
事故車もお引き受けいたします。
どうぞお気軽にご相談ください。